活性酸素の抑制効果
低線量放射線によるさまざまな動物実験
低線量放射線が生体に及ぼす作用のうち、特に重要なのは活性酸素の抑制効果です。細胞内に運ばれた酸素から発生する活性酸素は、細胞や組織を傷つけるため、近年では様々な病気や老化の原因となるということが明らかになっています。この諸悪の根源ともいえる活性酸素を抑制するのが、低線量放射線です。低線量の放射線により、活性酸素を抑制する酵素であるSODが増加することが、様々な実験により明らかになってきています。
活性酸素を抑制する酵素でるSODが増加すれば、DNAを損傷してさまざまな病気や老化の原因となる活性酸素を抑制することが可能となります。また、細胞膜の透過性が改善されれば、血液の運んでくる栄養分などが細胞の中により多く取り込まれ、また逆に、細胞の中で作られたタンパクや酵素などの物質やDNA修復活動によって発生した老廃物が細胞から送り出されやすくなるので、細胞の新陳代謝が高まります。さらに、加齢とともに低下する膜の透過性が改善されることで、細胞が若返る効果も期待できます。

通常の温熱室と比較した1週間のラドン吸入効果が調査され、SODの活性化や血中の悪玉コレステロールや過酸化脂質の濃度が減少することが確認されている。
マウスやラットを用いての3種類のX線の全身照射実験を行った。実験の結果、副腎、肝臓、骨髄、腸、心臓などの臓器におけるP53の活性化が確認された。この結果をみると、低線量放射線ががん抑制遺伝子P53の活性化を促進することで、がん防止の作用を持っていることが考えられます。
3000を超える研究論文
今や、国内外で3000を超える研究論文によって放射線ホルミシスの効果は照明されています。(「医師がすすめる低放射線ホルミシス 驚異のラドン浴療法 ホルミシス臨床研究会編 監修 川嶋朗 東京女子医大准教授」より引用抜粋)
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