大便器の場合

① 物を落として流して詰まってしまった。
この場合は、便器を外して引っかかった物を取り除くしかありません。 頻繁に流してしまうものとしては、生理用品・おむつなどが最近では多く見られます。 めずらしいものでだと、入れ歯・眼鏡・などもありました。
② 汚水管が汚れで詰まってしまった。
配管の周りに汚れがこびりついて詰まったり、屋外配管の勾配が悪く詰まったりする場合は高圧洗浄にて汚れを取り除くしかありません。 また、勾配が悪い場合は、改良工事をお勧めします。

小便器の場合

小便器の詰まりの原因のほとんどは、尿石が配管にこびりつきによるものです。 勾配が悪いことが原因で尿石は付きやすくなるのですが、勾配が悪くない場合でも 年数が経ってくると尿石による詰まりはどうしても起こってしまいます。 その為に以下の用の補修方法があります。
① 薬品による尿石除去
小便器トラップのみの詰まりであれば薬品洗浄にて詰まりは取り除けます。
② 高圧洗浄とカメラ確認
配管に尿石がこびりついている場合は、高圧洗浄にて取り除くことが出来ます。 但し、尿石の欠片が管内に残ってしまい、再度詰まりの原因になる場合があるため 内視鏡カメラで館内に破片が残っていないか確認をする必要があります。
③ 勾配不良改良工事
勾配が悪く尿石が詰まりやすい場合には、根本的に配管の改良工事をする必要があります。